アーレスティ、経常赤字。事前予想を上回る
アーレスティ<5852>が5月18日に発表した2021年3月期の経常損益は-2,094百万円、事前の会社側の予想値-2,200百万円を4.8%上回る水準だった。また同日発表された業績予想によると2022年3月期の経常損益は1,600百万円となっている。尚、中間の経常損益は-850百万円を予想している。
アーレスティが急騰、株式新聞Webの注目株
アーレスティ <5852> が13日に急伸し、一時前日比4.2%高の499円まで上昇。終値は3.5%高の496円だった。株式新聞Webが12日に「注目株」に取り上げた。
同社は自動車向けダイカスト大手だが、半導体などのクリーンルーム向け製品も強い。同紙では、クリーンルームで使用される床材「モバフロア」について、半導体工場の増設に伴い商機が拡大するほか、データセンター向けでも存在感を強めていると指摘した。
提供:モーニングスター社
同社は自動車向けダイカスト大手だが、半導体などのクリーンルーム向け製品も強い。同紙では、クリーンルームで使用される床材「モバフロア」について、半導体工場の増設に伴い商機が拡大するほか、データセンター向けでも存在感を強めていると指摘した。
提供:モーニングスター社
アーレスティ、EV市場で新規領域開拓。eAxleなど欧米系OEM部品狙う
アーレスティは電動化が進む自動車市場への対応として、新規ビジネス領域の開拓を進める。今後拡大を狙うのは欧米系のOEM部品。その中でEV自動車の中核を担う電動車軸「eAxle」やバッテリー向け部品を対象とする。
自動車が電動化するとPCU(パワーコントロールユニット)部品やバッテリーケースなどはHEVから引き続き残る一方、eAxleはじめ従来のガソリン車になかった主要部品が生じる。今後も内燃機関を持つ自動車は一定割合で持続するとされるが、EVによって生じるその新たなビジネス領域に参入する構えだ。
欧米系を焦点にした理由についてアーレスティは「EV分野では特に欧州が先駆けて取り組んでいる。また北米についても大統領が変わり環境政策が一段と進むとみられる」と述べ、先行して開発が進むEV市場を見据えアプローチを行う。
また、将来的に受注を得た場合には中国・北米など現地拠点を通して供給を行う予定。
同社は電動化のコア技術として、モーター、バッテリー、PCUを挙げた。対応として、PCU向けはEV化でも大幅な変化はなく、現在の量産実績からの経験を活用し競争力を向上する。バッテリー・モーター向けはHEV製品を通じ顧客との技術交流を深め、競争力あるアイテムを創出する。
アーレスティは電動系搭載部品の売上シェアを25年度までに19年度比で約3倍の30%を目指す方針。EVではフォード社の「マスタング・マッハE」に同社のインバーターケースが搭載されているほか、HEV・PHEV含め展開が進んでいる。
アーレスティが急騰、21年3月期業績予想を修正し赤字幅が縮小、無配としていた期末配当も実施へ
アーレスティ <5852> が急騰し、28円高の436円を付けた。8日引け後、21年3月期の連結業績予想を修正。赤字幅が縮小する見通しと、無配としていた期末配当の実施を発表、材料視された。
21年3月期業績予想で、売上高を879億円923億円(前期比23.5%減)に引き上げ、営業損益は40億円の赤字から26億円の赤字(前期は7億6400万円の黒字)に縮小する見込みとした。自動車販売台数が回復したことで、生産状況も第1四半期(20年4-6月)を底に回復基調が続き、第3四半期(20年10-12月)の3カ月間では日本・北米・中国での販売量は前期に近い水準まで回復。原価低減・生産性改善活動をグループ全体で強力に推進したことによる、収益体質の改善なども織り込んだ。
21年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算は、売上高が645億600万円(前年同期比29.9%減)、営業損益は27億1000万円の赤字(前年同期は5億1200万円の黒字)だった。
無配としていた期末配当予想については5円(前期は無配)に修正した。
9日の終値は、前日比15円高の423円。
21年3月期業績予想で、売上高を879億円923億円(前期比23.5%減)に引き上げ、営業損益は40億円の赤字から26億円の赤字(前期は7億6400万円の黒字)に縮小する見込みとした。自動車販売台数が回復したことで、生産状況も第1四半期(20年4-6月)を底に回復基調が続き、第3四半期(20年10-12月)の3カ月間では日本・北米・中国での販売量は前期に近い水準まで回復。原価低減・生産性改善活動をグループ全体で強力に推進したことによる、収益体質の改善なども織り込んだ。
21年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算は、売上高が645億600万円(前年同期比29.9%減)、営業損益は27億1000万円の赤字(前年同期は5億1200万円の黒字)だった。
無配としていた期末配当予想については5円(前期は無配)に修正した。
9日の終値は、前日比15円高の423円。
アーレスティ、電動車向け製品比率 2025年度めど総売上高の3割へ アルミ素材の提案強化
アーレスティは、5年後をめどに総売上高に占める電動車向け製品の比率を3割に高める。2019年度は1割弱だった。バッテリーやモーターのケース類の開発を進めているほか、アルミニウムを使ったシャシーや車体系部品の開発も視野に入れる。電動化によって車体の軽量化ニーズが高まると見込まれることから、重量が鉄の3分の1程度のアルミ素材の提案を加速する。
アーレスティの20年4~6月期、最終損益31億円の赤字
アーレスティが6日に発表した2020年4~6月期の連結決算は、最終損益が31億円の赤字(前年同期は2億8900万円の黒字)となった。売上高は前年同期比51.4%減の155億円、経常損益は25億円の赤字(前年同期は5億3700万円の黒字)、営業損益は30億円の赤字(前年同期は5億7600万円の黒字)だった。
ダイカスト事業日本においては、収益面で、受注量減少の影響等によりセグメント損益は赤字となった。日本自動車市場では、自動車メーカーを含む多くの顧客で、新型コロナウイルス感染症拡大による操業停止や生産調整が断続的に実施され、この影響を受け、受注量が大幅に減少した。
2021年3月期は最終損益が44億円の赤字、売上高が前期比27.1%減の879億円、経常損益が34億円の赤字、営業損益が40億円の赤字の見通し。
アーレスティ、前期経常を一転黒字に上方修正
アーレスティ <5852> が6月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常損益を従来予想の1.4億円の赤字→3.6億円の黒字(前の期は29億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の2億円の黒字→15億円の赤字(前の期は4.2億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.5億円の赤字→2.5億円の黒字(前年同期は25.6億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.5億円の赤字→2.5億円の黒字(前年同期は25.6億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
アーレスティ、今期経常を一転赤字に下方修正
アーレスティ <5852> が2月26日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常損益を従来予想の7億円の黒字→1.4億円の赤字(前期は29億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5.9億円の黒字→2.5億円の赤字(前年同期は25.6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5.9億円の黒字→2.5億円の赤字(前年同期は25.6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
売上高につきましては、主にダイカスト事業において、主要顧客である自動車メーカーのグローバル生産量が前回発表予想時点に比べ減産が見込まれることに加え、直近の新型コロナウィルス流行に伴う一定の影響も見込まれることから、当社の受注量も前回発表予想を下回る見通しとなりました。
アーレスティ、4-12月期(3Q累計)経常が89%減益で着地・10-12月期も94%減益
アーレスティ <5852> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比89.4%減の2億0900万円に大きく落ち込み、通期計画の7億円に対する進捗率は29.9%にとどまり、5年平均の51.3%も下回った。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比46.9%減の4億9100万円に落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比94.0%減の9900万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.9%→0.6%に大幅悪化した。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比46.9%減の4億9100万円に落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比94.0%減の9900万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.9%→0.6%に大幅悪化した。
アーレスティ 車減販で「全体感厳しい」
アーレスティの2019年4―9月期決算は減収となった。国内外の自動車販売減少や、アルミ地金市況の下落などが響いた。主力のダイカスト事業では、日米が主要取引先の販売減、アジアではマーケットの影響などにより、すべての地域で売上高が減少した。今後については、地域によって差は出てきそうだが「全体感としては厳しい」(高橋新社長)ことが見込まれる。
アーレスティ、上期経常が68%減益で着地・7-9月期は赤字拡大
アーレスティ <5852> が11月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比67.9%減の1.1億円に大きく落ち込み、通期計画の7億円に対する進捗率は15.7%にとどまり、5年平均の25.2%も下回った。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比77.0%減の5.9億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は4.2億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4%→-0.8%に悪化した。
会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比77.0%減の5.9億円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は4.2億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4%→-0.8%に悪化した。
アーレスティ---急落、ダイカスト販売低迷で業績大幅下方修正
アーレスティ<5852>は急落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の7億円から3億円に、通期では27億円から9億円に下方修正。自動車販売の減速を受けて、ダイカスト事業の販売量が国内・海外ともに弱含みで推移しているもよう。上半期末、期末の配当金も引き下げ、年間配当金は22円から18円に減配へ。上半期計画に対する進捗率は比較的高かったこともあり、ネガティブなインパクトにつながっている。
〈インタビュー〉アーレスティ 高橋 新社長兼COO
アーレスティは電動車向けの製品開発に力を入れている。車体の軽量化につながる提案を活発化しており、今後3年で約100億円の売り上げ増を目指す。
(2019/6/25 05:00)
アーレスティは海外拠点の人材育成を強化する。国内外で水準や資料を統一化した講座について、2019年度はこれまでの国内に加え中国などの海外6拠点で開講し、受講者数を18年度比で1・5倍の3000人に増やす。うち外国人の受講者数は6割に達する見込み。
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