心が震えるか、否か。
11年弱、闘い続けてきた。欧州の主要リーグで3連覇するなど
実績は日本人選手ナンバー1だ。底知れぬ重圧にさらされ、
迷い悩んだときに香川真司が大切にしてきた心の指針とは。
香川真司の、最初で最後の著作となる。
■内容紹介■
「脚光を浴びる一方で、数多くの失敗をしてきた。それに後悔もたくさんある。
紆余曲折の中で僕が何を考え、もがいてきたか、を記すことで
アスリートのみならず、多くの人の糧になることを願っている」(香川真司)
香川真司が日本を代表するサッカー選手になれたのは、小6の時の決断が大きかった。
生まれ育った関西から、縁もゆかりもない仙台へと引っ越したのだ。
小6のときに仙台の街クラブで経験した練習が忘れられず、
「僕もこのチームでプレイしたい! 」、そう考え、祖母と二人暮らしを始めた。
そこでサッカーに没頭。やがて、頭角をあらわし、セレッソ大阪に加入。
そして、2010年に海外移籍をはたす。ドルトムントで欧州を席巻し、
名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍するなど欧州で10年以上、踏ん張ってきた。
その間、多くのことを経験してきた香川が、栄光、挫折、苦悩、重圧を赤裸々に明かす。
1章 @SENDAI 13歳で縁もゆかりもない街へ。
2章 @OSAKA 恩人たちとの出会い
3章 @DORTMUND 熱狂を巻きおこす
4章 @MANCHESTER 期待と重圧、そして挫折
5章 @DORTMUND 原点に立ち返る
6章 @RUSSIA ロシアW杯ドキュメント
7章 @ISTANBUL 測りきれなかった、想いの強さ
8章 @ZARAGOZA→@THESSALONIKI 信念を貫く
香川真司、今冬Jリーグ復帰の可能性も!欧州移籍は困難と現地報道
元日本代表MF香川真司(32)は、今冬にもギリシャの強豪PAOKテッサロニキを退団する可能性が伝えられている。その中、ギリシャ紙『metrosport』は4日、同選手の移籍先候補について報じた。
香川真司は今夏メジャーリーグサッカー(MLS)への移籍が噂される中、PAOKに残留すると、今年8月に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)の予選3試合に出場。しかし、先月12日に行われたギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)開幕節・PASヤニナ戦で先発出場した際、60分に迎えた決定機でシュートを外すと、直後の61分に途中交代。PAOKは格下相手に0-1と敗れ、試合後には現地メディアが香川真司のパフォーマンスに厳しい評価を下していた。
その後、香川真司は引き続き全体トレーニングに参加しているものの、ここまで全試合でメンバー外に。また、ギリシャメディア『On Sports』は、選手サイドとPAOKの契約は来年6月まで残っているものの、クラブは今冬にも香川真司の後釜確保に向かうと伝えていた。
その中、『metrosport』は同選手の去就について、現時点でヨーロッパ圏内で興味を示しているクラブが存在しないと主張。欧州でのプレー続行が難しいという見解を示すとともに、新天地の候補としてMLSやJリーグなどをあげている。
今冬まで飼い殺し状態が続くことが予想される香川真司だが、この先自身の去就に関して変化が生まれることはあるのだろか。
がんばれ香川真司、カタールW杯出場へ正念場。チームのどのポジションで活路を見いだせるか
現地時間9月26日に行なわれたギリシャ・スーパーリーグ第4節PAOK対AEKアテネ戦。上位対決として注目されたその試合のピッチに、香川真司の姿はなかった。
PAOKの香川が最後にプレーしたのは、リーグ開幕戦のヤニナ戦(9月13日)。1トップ下で先発出場を果たし、後半61分にルーマニアのアレクサンドル・ミトリツァ(26歳)と代わってベンチに下がった。
ところがホームでの開幕戦を0−1で落としたあとは、第2節アステラス・トリポリス戦、第3節パネトリコス戦と2試合連続でメンバー外となり、4−2−3−1の1トップ下はスリナム代表のディエゴ・ビセスワール(33歳)、ブラジルのドウグラス・アウグスト(24歳)がそれぞれ務めた。
アウェーで行なわれたその2試合でチームが連勝を飾ったうえ、今シーズンからスタートした新たなヨーロッパカップ戦のヨーロッパ・カンファレンスリーグでは、香川はメンバー登録もされていない。そんな現状もあり、現地のメディアからは、名将ミルチェア・ルチェスクを父に持つラズヴァン・ルチェスク監督の構想から香川が外れてしまった、との報道も流れ始めている。
スペイン2部サラゴサとの契約を解除し、心機一転、香川が新天地をギリシャのPAOKに求めたのは今年1月のこと。しかし負傷の影響もあり、昨シーズンの出場はわずか5試合(先発1試合)。さらに今シーズンは、加入時に指揮を執っていたウルグアイ人パブロ・ガルシア監督が退団し、新たにルチェスク監督が就任したことも、香川にとってはポジティブな材料とは言えない。
残念ながら、ここまでは思い描いていたような状況にないのが実情で、移籍が囁かれ始めるのも仕方のないことなのかもしれない。
振り返れば、日本のサッカーファンに躍動する姿を見せてくれた2018年夏のロシアW杯以来、香川のキャリアは暗転してしまい、苦悩の日々が続いている。
ロシアW杯後、当時所属していたドルトムント(ドイツ)ではリュシアン・ファーヴル監督の構想外となり、冬のマーケットでトルコのベシクタシュに半年間のローン移籍。すると、出場機会が増えたことで2019年3月にはロシアW杯以来となる日本代表に招集され、森保ジャパンの一員として初めてプレー。コロンビア戦とボリビア戦のピッチに立った。
ただし、所属のベシクタシュでは終盤戦が近づくにつれてトーンダウン。4ゴールをマークしたものの、プレー時間はそれほど多くなく、終わってみれば出場試合も14試合(先発4試合)に終わっている。
ようやく香川がトップフォームを取り戻したのは、2019年夏、かねてから本人が望んでいたスペインの地に活躍の場を移してからだ。
2部サラゴサと2年契約を結ぶと、開幕から好調をキープして加入初年度は34試合(先発25試合)に出場し、4ゴールを記録。プレー時間も1914分に伸ばすなど、2172分を記録した2015−2016シーズン(ドルトムント時代)に近づくほどの充実ぶりだった。
にもかかわらず、チームが1部昇格プレーオフで敗れたことをきっかけに、またしても香川に不幸が訪れた。2年目の2020−2021シーズン、再び2部での戦いを強いられたサラゴサは、コロナ禍の影響もあって高額サラリーの香川を放出することを決断。さらに外国籍枠の問題も重なり、昨年10月には異例の契約解除という結論に至ったのである。
そんな経緯もあり、PAOKに加入した香川には期するものがあったはずだ。もちろんそれは、獲得した側のPAOKも然り。チーム随一の実績とネームバリューを誇る香川に対する期待値は、当然ながら高くなる。だからこそ、批判の的にもなりやすい。
その香川は、現在32歳。近年のサッカー界を見渡せば、まだ衰えるような年齢では決してない。それに、無所属だった時期においても精力的にフィットネスを鍛え上げ、フィジカルコンディションも一定のレベルをキープしていた。逆に言えば、いい状態を保てていたからこそ、PAOKも香川獲得を決めたはずだ。
おそらく復調のカギは、周囲が香川に対して持っているプレーイメージと実際のそれとの間にあるギャップを、いかにして埋めていくかにあるのではないだろうか。
香川がドルトムントで強烈なインパクトを残した2010年から2012年。1トップ下で、相手ボックス内で決定的な仕事を連発した当時のプレースタイルは、ファンはもちろん、多くのサッカー関係者の記憶に刻まれている。攻撃的MFというよりも、FW的。得点に絡むセカンドトップというのが、香川のスタイルだった。
そのプレーぶりが評価されたからこそ、2012年夏、サー・アレックス・ファーガソン監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれた。当時のユナイテッドと言えば、誰もが憧れるトップ・オブ・トップのメガクラブ。日本人選手としては、かつてペルージャからローマに引き抜かれた中田英寿を超えるレベルの画期的大型移籍だ。
しかし、あれから年月を経て、とくにサラゴサ時代になってからの香川はセカンドトップというよりも、相手ボックス外でプレーするインテリオール(インサイドハーフ)的なプレースタイルに少しずつ変化した。狭いスペースの中でボールを受け、巧みなボールタッチで俊敏性を生かしながらゴールに絡むのではなく、前線から下りてボールを受けてから攻撃を組み立てようとするプレーが目立ち始めたのである。
その一方で、ゴールやアシストを期待するクラブ、監督、サポーターたちは、それに物足りなさを感じてしまう。少なくとも、4−2−3−1を基本とするPAOKにインテリオールのポジションは存在しない。その現実を香川がどのように受け入れ、どのポジションに活路を見出すかが、今後の行方を左右することになるだろう。
PAOK香川真司、4試合連続ベンチ外 練習ではカメラアピールも…
元日本代表MF香川真司が1月にPAOK退団か「『サヨナラ』の準備を進める」。指揮官も言及…
公式戦2試合連続でメンバー外。「印象を残せずにいる」。
[ギリシャ1部 ] トリポリス 0-1 PAOK/2021年9月20日/テオドロス・コロコトロニス
PAOKテッサロニキがアステラス・トリポリスに1-0の勝利を収め、新シーズンのリーグ初勝利を収めた。1勝1敗。開幕戦のPASヤニナFC戦(●0-1)で先発出場した元日本代表の香川真司は、直近のUEFAカンファレンスリーグのリンカーン・レッド・インプスFC戦(〇2-0)に続いて、今回メンバー外となった。
ギリシャメディアの『Onスポーツ』は、「カガワは『サヨナラ』の準備を進めている」と題し、香川がこのままであれば、来年1月の冬の移籍市場で放出されるだろうと報じている。
記事によると、32歳の日本人アタッカーはこの夏に移籍することも検討されていた。しかしラズヴァン・ルチェスク監督に、もう一度チャンスがほしいと直訴して残留。それでも「チームに変化をもたらせずにいる」と、これまで公式戦12試合・1アシストというパフォーマンスに疑問符をつける。
「ボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでファンが見ていたプレーの半分も見せられずにいる。彼は適応できず、迫力をもたらすことができていない」
同メディアはそのように嘆く。ベルギー人のオマル・エル・カドゥーリがこのほど戦列に復帰したことで、「香川の出場時間はこれから減っていくだろう」とも展望する。指揮官も外国籍選手の人数の問題で、「香川を外すことに決めた」と説明している。
何より「夏に退団するかと思われたが、ルーマニア人監督からもう一度チャンスをもらうため残留した。香川が出場した試合では、リエカ戦の数分間以外、印象に残っていない」と、厳しくそのパフォーマンスを指摘する。
「彼はシーズン終了までクラブと契約を結んでいるが、そこまで雇うのは難しくなっている。PAOKは彼に目を見張るような変化がなければ、退団を申し出るだろう。それにより節約し、1月から中盤の補強のため別の選手を獲得できる」
リーグの覇権奪回を目指すPAOKは補強を必要とし、そのためには香川放出の選択肢はやむ得し。そのように同メディアは指摘している。
とはいえ、まだまだ燻る年齢ではない。香川のギリシャの地での逆襲に期待したいところだ。
〝戦力外通告〟香川真司に前園真聖氏が緊急提言「日本復帰はJリーグ全体にとってもプラス」
元日本代表MF香川真司(32)がギリシャ1部PAOKで正念場を迎えている。現地メディアでは今季就任したラズバン・ルチェスク監督が本人に〝戦力外通告〟をしたと報じられ、Jリーグをはじめ米国や中東カタールのクラブが動向を注視するなど周囲が騒がしくなってきた。代表復帰をあきらめていない元10番はどうすべきなのか。元日本代表MFで本紙評論家の前園真聖氏(47)が緊急提言を行った。
【前園真聖 Zoom up】ここにきて香川の去就がにわかに注目され始めました。僕らは報道を通じてしかわかりませんが、監督が彼に対して厳しいコメントをしたという話が現地で報じられました。それとともに移籍に関する話題もクローズアップされています。
米メジャーリーグサッカー(MLS)や好条件を用意していると言われる中東カタールのクラブが狙っているそうですし、古巣のC大阪をはじめ複数クラブが狙うJリーグに帰る選択肢もあります。Jリーグに関してはDF長友佑都(FC東京)やFW大迫勇也(神戸)ら日本代表のレギュラークラスが、戻ってきている事実もありますし、「日本でもう一度、プレーしてほしい」と思うファンがいるのは、当然のことだと思います。
そこで一番大事なのは、本人がどうしたいかに尽きると思います。海外でプレーすることにこだわりがあるのなら、日本のファンがどんなにJ復帰を望んでも、海外を貫くことが大事になるでしょう。逆に日本でプレーすることを香川自身が望んだとすれば、それがベストの選択になるわけです。どちらを選んでも代表復帰を目指すなら、所属クラブでの活躍がベースになるのは言うまでもありません。
先ほど、長友らがJリーグに帰ってくることに触れましたが、現役の代表でまだやれるときにJリーグに戻って、さまざまな面において還元していくのはチームに大きな影響を与えますし、Jリーグ全体にとってもプラスになります。これまでは海外でうまくいかなかったから、Jリーグに戻るようなイメージもありましたが、新しい流れができつつあるのは歓迎すべきことでしょう。
香川が、その流れに乗る考えを持っているかはわかりません。人それぞれこだわりは異なります。リトアニア1部スドゥバに加入したMF本田圭佑のように海外でのプレーを貫く選手もいますし、正解はないのですが、どのクラブに所属していようが香川にはピッチで躍動する姿を早く見せてほしいと思います。そこが復活への第一歩です。
ギグス、スコールズ、ルーニー、ファン・ペルシ…スター軍団だったマンUで香川真司が「最高の選手」と評したカリスマは?
「誰よりも優れていたし、なによりも周りに自信を与えてくれる存在」
2012-13シーズンから約2シーズンに渡って、マンチェスター・ユナイテッドに在籍した香川真司。プレミアリーグ随一の名門で数多の名手たちとともにプレーした事実は、日本サッカー界の歴史においても特筆に値する。
香川がレッドデビルズの一員として過ごした期間、マンチェスター・Uで活躍したビッグスターは、それこそ挙げれば切りがない。はたして元日本代表10番が考える「最も優れていた名手」は誰なのか? マンチェスターの地元紙『Evening News』がその貴重なコメントを紹介している。 「あの時のマンチェスター・ユナイテッドには、世界レベルのビッグネームが何人かいた。ファン・ペルシ、ギグス、そしてスコールズだ。彼はすでにキャリアの峠を越えていたけど、依然としてトップレベルだった。僕は鳥かごで彼がボールを失って真ん中にいったところを見たことがない。一度もね。 ギグスも40歳近くだったけど、誰よりも速くて、巧かった。それでいて彼はスーパープロフェッショナルでもあった。さらにファーディナンド、ヴィディッチ、エヴラという世界で最も優れたディフェンダーもいたんだ」 いずれもサッカー史に名を残すレジェンドたちだ。もっとも香川にとって「イングランドで一番の選手だ」と感じた選手は別にいる。大黒柱として君臨したウェイン・ルーニーだ。 「ルーニーは誰よりも優れていたし、なによりも周りに自信を与えてくれる存在だった。10番の役割としてプレーする彼は本当になんでもできた。自分でゴールを決めるだけじゃなく、アシストもするし、ドリブルも自在にやってのける。 ときには、ディフェンシブな仕事も全うする。とにかくチームのために一生懸命に働く彼は、僕がイングランドで見たなかでも最高の選手だった。あの時の彼とポジションを争うのは、決して簡単じゃなかった」 あのボビー・チャールトンが維持してきたクラブ得点記録(249)を塗り替え、文字通りマンチェスター・Uの歴史に名を刻んだルーニー。ボルシア・ドルトムント時代からトップ下を主戦場としてきた香川だけに、キャリアの最盛期を迎えていたカリスマは頼もしくもあり、脅威でもあったようだ。
「誰がカガワに賭けたんだ?」決定機逸の香川真司をギリシャ紙が酷評!「犯した“ミス”は大きな代償に」
「「いったい誰のせいでこうなっているのか」
サムライブルーのナンバー10を背負った男への風当たりが強まっている。 逆風に晒されているのは、ギリシャ1部の古豪PAOKに所属する香川真司だ。現地時間9月12日に開催されたPASヤニナとのギリシャ・リーグ開幕戦にトップ下で先発出場した元日本代表MFは、チームが0-1と黒星スタートを切るなかで、低調なパフォーマンスに終始した。
なかでも酷評されたのが、スコアレスで迎えた60分のワンプレーだ。左サイドを突破した味方FWカロル・スウィデルスキのクロスをゴール前で受けた香川は、フリーで左足のショットを放つ。しかし、ここでボールを自らの軸足に当ててしまい、枠を外してしまったのだ。 捉えてさえいれば、確実に1点という場面だった。それだけに直後の61分にベンチへ退いた香川に対する現地メディアの評価は芳しくない。地元紙『Proto Thema』は、「カガワの存在感は希薄だ」と銘打った記事で、32歳のサムライを敗北の一端とした。 「ルチェスク監督のチームは、およそ60分に渡って組織化されたように見せようしたが、ゴールチャンスを作り出すためのコンビネーションサッカーはまるで機能しなかった。その原因のひとつは、シンジ・カガワやトーマス・ムルクら中盤の存在感が希薄だった点が挙げられる」 今年1月にPAOKでのキャリアをスタートさせた香川だが、いまだ目立った戦績を残せていない。決して安くはない年俸もあいまって、元日本代表MFへのフラストレーションは周囲でも高まっている。同紙は「クラブがカガワに賭け続けているのは誰のせいだ?」と現状を辛辣に評した。 「いったい誰のせいでこうなっているのか。他にタレントがいないからとカガワを起用した人間か。3、4か月もの間、チームの欠陥を補える目ぼしい選手を獲得できなかった全員のせいか。いずれにしても犯した“ミス”は大きな代償となり、サッカーにおいて罰せられることとなった」 試合後にラズバン・ルチェスク監督から「目を覚まさなければダメだ」と発破をかけられたPAOKは、現地時間9月16日にヨーロッパカンファレンスリーグのリンカーン(ジブラルタル)戦に臨む。はたして、香川に名誉挽回の機会は巡ってくるのだろうか。
開幕先発も…決定機逸の香川真司に現地メディアが厳しい目
「信じられない!」香川真司が先発した開幕戦で…同僚GKの衝撃ミスに現地唖然!「恐ろしい失態」
公式戦ここ3試合ベンチスタートで、その間のプレータイムが15分間しかなかった香川はトップ下で先発に抜擢。決定的な場面もあったが決めきれず、61分で交代となった。
話題となっているのが、86分に許した決勝点だ。PAOKのCBホセ・アンヘル・クレスポがGKにヘッドでバックパスをすると、これをペナルティエリアの外に出て足で処理しようとした守護神のジブコ・ジブコビッチがまさかのキックミス。ボールは後方に転がり、詰めてきた敵FWに無人のゴールへ流し込まれた。
【動画】「悲惨」と現地メディアが酷評!香川同僚GKの衝撃ミス
経験豊富なセルビア代表GKのまさかの凡ミスを、ギリシャ・メディアは酷評。『 Sportime』が「信じられないほどのミス」と見出しをつけ、「PASヤニナに大きな勝点3を与えたゴールは、ジブコビッチの悲劇的なミスから生まれた。恐ろしい失態」と伝えれば、『SDNA』も「悲惨なミス」と紹介している。
まさかの失点で敗北したことで、ギリシャ代表戦帰りの正守護神アレクサンドロス・パスハラキスを起用しなかったラズバン・ルチェスクの選択にも批判の声があがっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
香川真司、開幕戦に先発出場 ギリシャ1部のPAOK
香川真司がスペインを去る一因となったブラジル若手FW、現在は無所属に
【最終予選開幕】最終予選に強い原口元気 香川真司ら抜く歴代5位の得点力
日本のワールドカップ(W杯)カタール大会に向けた、アジア最終予選がいよいよ今夜、始まる。
日本(FIFAランキング24位)は大阪・パナソニックスタジアム吹田で、オマーン(同79位)との初戦に臨む(午後7時10分キックオフ)。
◇ ◇ ◇
日本代表MF原口元気(30=ウニオン・ベルリン)は最終予選に強い。国際Aマッチ通算11得点は日本歴代23位タイだが、W杯最終予選に限れば4得点で歴代5位に急浮上する。左サイドの攻撃的MFの主力であるMF南野拓実が左太もも痛で前日練習を欠席。前回ロシア大会で本戦出場に大きく貢献した30歳アタッカーに懸かる期待は大きい。
前回の最終予選では2戦目から日本史上初となる最終予選4試合連続ゴールを達成。94年大会予選のFWカズ(三浦知良)と98年大会予選のFW呂比須ワグナーがマークした3試合連続を更新した。日本は初戦のUAE戦に敗れて黒星スタートとなったが、2戦目から原口の活躍で巻き返しに成功。最終的に6大会連続で本大会出場を決めた。
MF登録選手では最年長の30歳となり、6月の2次予選では主将のDF吉田麻也が不在だったときにキャプテンマークを巻いた。今季は所属のドイツ1部ウニオン・ベルリンでリーグ開幕から公式戦5試合全てに先発。チームの勝利のため、攻守両面で精力的に走っている。
<日本のW杯最終予選得点ランク>★は現代表
三浦知良 8
本田圭佑 6
中山雅史 5
岡崎慎司 5
原口元気★4
呂比須ワグナー 3
大黒将志 3
香川真司 3
前田遼一 3
日本が初めてW杯本大会出場を決めた98年フランス大会予選のアジア第3代表決定戦イラン戦(ジョホールバル)を含む。
香川真司、PAOKが“ドヤ顔”ポートレート公開 「クロアチアからおやすみなさい」
26日の欧州カンファレンスリーグ予選プレーオフ第2戦リエカ戦で後半31分から出場
ギリシャ1部PAOKのMF香川真司は、所属2年目に突入。26日に行われた欧州カンファレンスリーグ予選プレーオフ第2戦リエカ(クロアチア)戦に途中出場したなか、クラブ公式ツイッターは香川の“決め顔ポートレート”をアップしている。
香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントに移籍して欧州進出を果たすと、その後イングランドのマンチェスター・ユナイテッドやトルコのベジクタシュでプレー。19年夏にサラゴサへ加入し、念願のスペイン初上陸を果たしたが昨年10月、両者合意のうえでチームを退団し、今年1月にPAOKと1年半契約を結んだ。 ギリシャ1年目は公式戦8試合で無得点、1アシスト止まり。今オフは一時日本に帰国していたが、6月末にチームに合流して調整を続けてきた。 一部の海外メディアでは、米MLS(メジャーリーグサッカー)への移籍の噂も出ているが、26日の欧州カンファレンスリーグ予選プレーオフ第2戦リエカ戦では後半31分から途中出場。チームは2戦合計スコア3-1で1次リーグへの切符を手にした。 そのなかで、PAOK公式ツイッターは「クロアチアからおやすみなさい」と綴り、1次リーグ進出を祝うように、香川の“ドヤ顔”風のポートレートをアップした。 欧州カンファレンスリーグ予選プレーオフでは、8月3日のボヘミアンFC(アイルランド)後はベンチスタートが続いた香川だが、ポジション争いを勝ち抜き、定位置を確保したいところだ。
C大阪小菊昭雄新監督 香川真司から最も信頼された良き兄貴分
セレッソ大阪は26日、レビークルピ監督(68)とマテル・コーチ(70)の契約を双方合意で解除し、後任監督に小菊昭雄コーチ(46)の昇格を発表した。ここまで7勝9分け9敗で勝ち点30の12位だが、最近17試合でわずか2勝しかできず、J2降格圏が迫っていた。スカウト時代にMF香川真司を発掘した小菊新監督は、Jリーグで選手経験もない変わり種。初のプロ監督就任に「これまでの経験、知識、強みを生かし、自分を育ててくれたクラブに全力で還元したい」とコメントした。香川がC大阪で活躍した時代の担当記者が、小菊新監督の人柄を振り返る。
◇ ◇ ◇
小菊新監督は香川真司から最も信頼された男だ。ブンデスの複数クラブからオファーを受けた09年末には「一緒に来て欲しい」と頼まれ、ドルトムントなどの施設を見学。約1週間、寝食をともにして移籍先の相談を受けていた。宿泊地のデュッセルドルフでは毎朝2人で10キロをランニングするのが日課だった。極寒のドイツ。凍った地面を並んで走り、一緒に新たな目標を思い描いた。
その後、香川はドルトムントの主力としてリーグ2連覇を達成し、マンチェスターUへ移籍。その背景には、小菊新監督の存在があった。「これから1人のファンとして真司を応援したい」と話していたが、海外にいる香川から度々、電話で相談を受けることもあったという。誠実な人柄で今後はどんな選手を育てるのか。良き兄貴分が、名将と呼ばれるようになって欲しいと心から願っている。【元C大阪担当=奈島宏樹】
香川真司、ゴール起点!PAOKがECL本選出場
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
途中出場、リエカから決定的な2点目を奪う。
[ECL PO2nd] リエカ 0-2 PAOK /2021年8月26日(日本時間27日3:00)/リエカスタジアム
※2試合トータル3-1で、PAOKがグループリーグ出場決定
UEFA欧州カンファレンスリーグ(ECL)のプレーオフ第2戦、ギリシャ1部PAOKテッサロニキがクロアチア1部HNKリエカに2-0の勝利を収めて、2試合トータルスコア3-1で本選出場を果たした。PAOKの元日本代表MF香川真司は途中出場から、試合を決定づける2点目の起点となり、勝利に大きく貢献した。
カンファレンスリーグは、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に続く第3のカテゴリーの大会として今シーズン新設された。多くのクラブがエントリーしていたヨーロッパリーグが分割された形である。
PAOKは20日のホームでのファーストレグ、香川投入直後のアディショナルタイムのゴールで追いつき、1-1で引き分けて、この第2戦への希望を膨らませた。
迎えたアウェーゲーム、香川はベンチスタートに。そしてチームは開始10分に幸先よく先制に成功すると、そのままリードを保って、試合終盤に差し掛かる。
そして23番をつけた32歳の日本人アタッカーは76分、2、3枚目のカードで同時投入される。すると80分、高い位置で起点となって、そこから中央に展開されてトーマス・ムルクがゴール! この1点が決定的となり、PAOKがこの試合を2-0、2試合合計3-1で本選出場を果たした。
ECLのグループリーグ本選には32チームが出場。ELのプレーオフで敗退した10チームも加わる。勝ち上がった16チームが、決勝トーナメントに進む。
【欧州カンファレンスリーグ】香川真司のPAOK、原口元気のウニオン・ベルリンが本戦へ
欧州カンファレンスリーグ(ECL)予選プレーオフ第2戦(26日=日本時間27日)が各地で行われ、元日本代表MF香川真司(32)の所属するPAOK(ギリシャ)が敵地でリエカ(クロアチア)に2―0、2戦合計3―1で本戦出場を決めた。香川は後半31分から出場した。
日本代表MF原口元気(30)とMF遠藤渓太(23)のウニオン・ベルリン(ドイツ)はホームでKuPS(フィンランド)に0―0で引き分けも2戦合計4―0で本戦に進んだ。原口は後半26分までプレーし、遠藤はベンチ外。日本代表MF守田英正(27)のサンタクララ(ポルトガル)はアウェーでパルチザン(セルビア)に0―3、2戦合計2―3で敗退した。守田は後半39分に退いた。
FW中村敬斗(21)のLASK(オーストリア)は敵地でセントジョンストン(スコットランド)に1―1、2戦合計3―1で本戦に勝ち上がった。中村は後半15分までプレーした。他にもトットナム(イングランド)、ローマ(イタリア)が本戦出場を決めた。ECL1次リーグの抽選は27日に行われる。
元ユベントスFWがMLS再挑戦か!中東クラブ退団で香川真司の後釜候補と噂も…
元日本代表MF香川真司は、ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKテッサロニキからメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍が噂されている。その香川真司の後釜として、元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコの名前があがっていたが、どうやらジョビンコにもMLS移籍の可能性があるようだ。22日、アメリカメディア『MLS Soccer』が報じている。
現在34歳のジョビンコは、ユベントスからパルマやエンポリへのレンタル移籍をへて2012年にユベントスへ復帰。しかし、ユベントスではレギュラーに定着することなく、2015年にMLSのトロントFCへ完全移籍。2019年1月にはサウジアラビア1部のアル・ヒラルへ加入すると、攻撃陣の主力として移籍1年目にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲得。ただ、2020/21シーズンはリーグ戦全30試合中16試合の先発出場にとどまり、今年12月まで残していた契約を解消することで今月20日に公式発表されている。
現在フリーの身となっているジョビンコを巡っては、今年2月までアル・ヒラルを率いていたラズヴァン・ルチェスク氏とPAOKで再会することを本人が望んでいると伝えられていた。また、PAOKはアル・ヒラルとの交渉を進めていたが、先月末に突如として交渉を中断。PAOK移籍が破談に終わったと報じられていたが、アル・ヒラル退団後に再びPAOK加入の噂が飛び交っている。
しかし、『MLS Soccer』の報道によると、MLSのコロンバス・クルーがジョビンコの獲得に向かっている模様。クラブ幹部がトロント在籍時から同選手に関心を寄せていたほか、首脳陣と選手サイドがすでに交渉を始めているという。
なお、昨年1月末にPAOKへ加入した香川真司はオランダ国内でのプレシーズントレーニングに参加。先月26日にはエールディビジ(オランダ1部)のフェイエノールトとのトレーニングマッチで先発出場。ただ、PAOKはすでに同選手を今季の構想から外しており、オファーが届き次第放出に応じると伝えられている。
香川真司にMLS挑戦の話が浮上…ポートランド・ティンバーズが獲得に名乗り
元日本代表MF香川真司に北米行きの話が浮上している。
アメリカ版『AS』は香川真司の動向について特集記事を組んでおり「ポートランド・ティンバーズへの移籍が今後数週間で完了する可能性が高い」と伝えた。
「多くの人が、ドルトムント時代に示したカガワの最高のファンタジーを覚えていることだろう。だがその彼はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を経て、近年はそのときの輝きをピッチ上で示すことが難しくなっている」
「そんな日本人MFはギリシャのPAOKと契約を結んだが、ギリシャでは常時出場できる環境ではなく、うまくいっていない模様だ」
そして記事では「もしこのMFがMLSのポートランド・ティンバーズに加わった場合、ジミ・チャラ、セバスティアン・ブランコ、ディエゴ・ヴァレリなどがおり、チーム内競争が激しくなるだろう」と伝え、日本人MFがMLSにやってくるのではないかと期待を寄せた。
1989年生まれ、現在32歳の香川はセレッソ大阪でプロキャリアをスタートさせ、2010年夏にドルトムントへと移籍。ユルゲン・クロップ体制のドルトムントでリーグ2連覇の中心選手となり、2012年夏にマンチェスター・Uへと完全移籍を果たした。
だがイングランドではロビン・ファン・ペルシーの加入もあり、攻撃の主軸として定着できず、2季在籍した後にドルトムントへと出戻り。
2019年1月にはベシクタシュへのレンタルを経験し、2019年にはスペイン2部のサラゴサに加入するがチームをスペイン1部昇格に導くことができなかった。2021年1月からギリシャのPAOKに籍を置いている香川。果たして2010年以来主戦場としているヨーロッパから離れ、MLSへと挑戦することになるのだろうか。
香川真司がMLS移籍…? 米独立野球チームが異例の投稿「噂を聞いた」
「香川真司みたいなボールタッチ」鹿島の若きエース荒木遼太郎の超絶テクに喝采!「パリ五輪の星」
「ファーストタッチが見事」と水沼氏も称賛
鹿島アントラーズは8月15日、24節・徳島ヴォルティス戦で3-0の完勝を収める。勝利の立役者は2得点をマークした荒木遼太郎だろう。
開始5分、直接FKをねじ込む。「ファーサイドを狙った」シュートは、相手DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる。 「そんなに納得できるFKではなかった」1点目とは異なり、80分の2点目はイメージ通りだったようだ。 敵陣のほぼ中央でキープしたレオ・シルバから縦パスが入る。ペナルティアーク付近でトラップした荒木は、すぐに右足を振り抜き、コースを突いた正確なシュートをゴール左隅に流し込む。 この試合のDAZNの解説を務めた水沼貴史氏は「ファーストタッチが見事。ピタッと止めた」と称賛。荒木本人も「ファーストタッチも良いところに置けて、良い形で打てた」と振り返るゴールシーンがクラブの公式Twitterでアップされると、「鹿島の至宝」「パリ五輪の星」「大迫を彷彿とさせるな!」「香川真司みたいなボールタッチ」「荒木もレオも上手かった」「まさに、ゴールにパス」といったコメントが寄せられた。 チームは徳島戦の勝利で今季二度目の3連勝を達成。勝点を41に伸ばし、暫定3位に浮上した。 ここまでチームトップの8得点をマークする荒木。以前に「自分がゴールを目指す気持ちは最初から変わっていない」「得点はやっぱり決めたい」と語っていたとおり、目に見える数字で自らの存在価値を証明している。 もっとも、最優先しているのは勝利であり、タイトルだ。19歳の俊英は「個人の結果もそうですけど、チームが上位に食い込めるように、どんどんチームのために戦っていきたい」と気合いを入れた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
予選3回戦が終了! 守田英正のサンタ・クララ、香川真司のPAOKは予選プレーオフ進出《ECL》
香川真司は後半途中交代 PAOKは敵地で黒星 欧州カンファレンスL予選
欧州カンファレンスリーグ予選3回戦第1戦で3日、PAOK(ギリシャ)の香川真司はアウェーのボヘミアンズ(アイルランド)戦に先発し、0-2の後半19分までプレーした。
チームは1-2で敗れた。(共同)
恩師が語るU-24スペイン代表の教え子たち(5)。実はバルセロナ育ち、香川真司の元同僚アタッカー
東京五輪の準決勝が3日に行われる。U-24日本代表がメダル獲得をかけてU-24スペイン代表と対戦する大注目の一戦だ。徳島ヴォルティスのコーチを務めるマルセル氏は、2008年から2020年まで長きにわたってバルセロナのカンテラ(育成組織)で指導に携わり、両国代表に複数の教え子を送り出している。そこで今回はマルセル氏に数いる教え子たちの中から、U-24スペイン代表として日本戦に出場を予定している注目選手を紹介してもらった。(取材・構成:舩木渉/取材協力:徳島ヴォルティス)
14歳でバルサを離れても…
ハビ・プアド(MF/背番号17) 生年月日:1998年5月25日(23歳) クラブ経歴:バルセロナ(~2013)→コルネジャ(2013~2014)→エスパニョール(2014→2019)→レアル・サラゴサ(2019~2020※期限付き移籍)→エスパニョール(2020~) 東京五輪成績:1試合出場/0得点0アシスト あまり知られていませんが、プアドはバルサに在籍していたんです。7人制サッカーの一番上、6年生(11歳~12歳)のカテゴリが、ちょうどAチームとBチームに分かれていて、そこから11人制の次のカテゴリに上がった時に、AとBのチームが1つになります。プアドは11人制のカテゴリに昇格できたのですが、出場機会が多くなく、2年目にコルネジャというバルセロナ市内にある街クラブにレンタル移籍することになり、そこでしばらく過ごした後、エスパニョールへ移籍する形になりました。 プアドは小さい頃から本当に活躍していましたし、前線で彼の持っているポジティブな要素をすごく発揮していた選手でした。ただ、彼の世代(1998年生まれ)はすごくいい選手が揃っていたんです。もちろん彼自身も優れた選手でしたが、当時の周りにいたチームメイトたちと比べると、なかなか活躍できていなかった選手の1人でした。バルサで試合に出られておらず、「もっと試合に出たい」ということでコルネジャへのレンタル移籍を決断したのです。活躍するためにコルネジャで日々自分にできることを頑張り続けていたら、エスパニョールが目をつけてくれました。 バルサ時代から複数のポジションに適応できる選手ではありましたが、純粋なウィングかというとそうでもなく、本格的なセンターFWかというとそうでもない。複数の役割をこなせる一方で「ここ」という適正ポジションがないという“特徴”がありました。ただ、彼自身、エスパニョールのユース時代からフィジカルが少しずつ完成してきて、適正ポジションを自分の中で見つけることができて、そこからキャリアがどんどん前に進んでいったのだと思います(※近年は主に左ウィングでプレーし、昨季はエスパニョールの一員としてスペイン2部で37試合に出場し12得点8アシストを記録)。 プアドがエスパニョールのトップチームまで到達でき、プロの舞台で活躍する姿を見られて非常に嬉しく思います。(レンタル移籍した)コルネジャでもずっと頑張っていたので、腐らず頑張っていれば、しっかりとエリートなレベルまでたどり着けることを彼が証明してくれたのではないかと思います。 ===== 語り手:マルセル(マルセル・サンス・ナバーロ) 1982年2月20日生まれ、スペイン・カタルーニャ州サント・アンドレウ・デ・ラヴァネレス出身 指導歴 2008年~2009年 バルセロナU-16 コーチ 2009年~2010年 バルセロナU-15 コーチ 2010年~2011年 バルセロナU-10 監督 2011年~2012年 バルセロナU-12 監督 2012年~2015年 バルセロナU-13 監督 2015年~2020年 バルセロナU-18 コーチ 2020年 パナシナイコスFC コーチ 2021年~ 徳島ヴォルティス コーチ (取材・構成:舩木渉/取材協力:徳島ヴォルティス)
東京五輪世代に負けられない “30歳”のサムライが迎える勝負のシーズン
「ディナータイム!」 香川真司、笑顔の私服オフショットをPAOK同僚が公開
オーストリア人MFムルクがインスタグラムで香川とのディナーの様子をアップ
ギリシャ1部PAOKのMF香川真司は、所属2年目のシーズンに向けて順調なプレシーズンを過ごしている。同僚のインスタグラムにも、一緒にディナーを楽しむ様子が投稿されており、チームにもしっかりと馴染んでいるようだ
香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントに移籍して欧州進出を果たすと、その後イングランドのマンチェスター・ユナイテッドやトルコのベジクタシュでプレー。19年夏にサラゴサへ加入し、念願のスペイン初上陸を果たしたが昨年10月、両者合意のうえでチームを退団し、今年1月にPAOKと1年半契約を結んだ。 ギリシャ1年目は公式戦8試合で無得点、1アシスト止まり。今オフは一時日本に帰国していたが、6月末にチームに合流して調整を続けてきた。 7月21日に行われたオランダ1部ヘラクレスとのプレシーズンマッチに先発。前半13分、自陣でボールを拾ってドリブルで駆け上がり、カウンター攻撃を先導。MFオマル・エル・カドゥーリへパスを出し、そこからのクロスをFWネルソン・オリベイラが合わせて先制点の起点となった。香川は25日のフェイエノールト戦(2-1)でも、トップ下で後半17分までプレーした。 そのなかで、香川より約3カ月半早い2020年10月にPAOKに加入したオーストリア人MFトーマス・ムルクがインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)でギリシャ、オーストリア、日本の国旗とともに、「Dinner time!(ディナータイム)」と綴り、私服姿の香川との写真をアップ。撮影のために少し身を寄せ合い、笑顔からも関係の良さが伺える。 2019年以降、日本代表から遠ざかっている香川だが、代表復帰をアピールするような充実のシーズンを送りたいところだ。
香川真司、PAOKで大はしゃぎ!ひとりでガッツポーズしまくる
香川ともプレーしたドルトムントの伝説!デデがひとりだけワニを怖がった話
香川真司やジェイドン・サンチョ、アーリン・ホーランら有望な若手選手を獲得してきたドルトムント。
1998年からフットボールディレクターを務めてきたミヒャエル・ツォルクは今シーズンを最後にクラブを去る。『Ruhr Nachrichten』のインタビューに答えた同氏はこんな話をしていた。
ミヒャエル・ツォルク(ドルトムントSD)
「(お気に入りの逸話を教えてくれますか?)
ありすぎるよ。その一部を紹介するだけでも、この記事の量を超えてしまう。でも、ひとつだけなら。
現役引退後、私は新しい役割としてブラジルに飛んだ。デデと契約するためにね。
彼は私にとって最初の移籍であり、最高の移籍のひとつでもあった。
契約した後にしばらくして、彼はスイスのルツェルン湖畔にあるトレーニングキャンプにやってきたんだ。
炎天下での厳しい練習の後、プロ選手たちは全員が湖に入って身体を冷やしていた。デデ、ひとりを除いてね。
私は『なぜ水に入らない?』と聞いたんだ。すると、恐怖で固まった彼は『嫌だ、絶対に。クロコダイルがいる』と言ったのさ」
デデはワニを怖がって湖には入らなかったとか。
そのデデは1998年から2011年まで所属したドルトムントで398試合に出場。ツォルクSDにとっても思い入れが強い選手のようだ。
「MLSに移籍すべき元プレミア勝者5人」に香川を英選出 「マンU時代の同僚に続く…」
香川は米MLSに移籍すべきプレミアの勝者5人の1人に選出
英サッカーメディア「Sportskeed」が、「MLS(メジャーリーグサッカー)に移籍すべきかつてのプレミアリーグの勝者5人」を特集。元フランス代表MFサミル・ナスリ、元ブラジル代表DFダビド・ルイスなどのビッグネームとともに、現在はギリシャリーグでプレーする元日本代表MF香川真司の名前が挙がっている。
香川はドルトムントで2年連続ブンデスリーガを制したあとの2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。加入1年目、アレックス・ファーガソン元監督の現役最終年となった12-13シーズンにプレミアリーグ制覇を経験した。20試合出場で6得点をマークしたほか、同リーグでアジア出身選手初となるハットトリックも記録した。
ユナイテッドで2シーズンプレーしたあと、香川は古巣ドルトムントへ復帰。さらにトルコのベシクタシュ、スペインのサラゴサを経て、昨年ギリシャのPAOKに加入していた。かつて日本の背番号10を背負った男は、今年3月に32歳を迎えた。
さまざまスポーツトピックを扱う英メディア「Sportskeeda」は、「MLSに移籍すべきかつてのプレミアリーグの勝者5人」と題し、プレミアリーグ優勝経験があるスター選手の中なから米1部リーグMLSでのプレーにふさわしい選手を5人ピックアップ。そのうちの1人として香川を選出された。
記事では、香川について次のように記述されている。
本田、香川、大迫よりディフェンス三銃士 “鉄壁”のOAトリオ”招集は大正解
守備にオーバーエイジ枠を使用したのは当たった
東京五輪の男子サッカー・グループステージを3連勝で突破したU-24日本代表。ここまで見事にヒットしているのが、オーバーエイジの選出だ。 自国開催ということもあって気合が入っていたのもあるだろうが、他国に比べて日本のオーバーエイジ選考は的確かつ豪華だった。 久保建英、堂安律ら前線は若い力に任せ、ひとまず守備の方を吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航の3人で固めようとの考えは見事に当たっている。彼らが守備をまとめてくれるおかげで、久保や堂安といったアタッカーが自由な発想で攻撃を仕掛けることが出来ている。 米『ESPN』も日本のオーバーエイジ選考を称えており、南野拓実や大迫勇也、さらには本田圭佑、香川真司といった経験豊富なアタッカーを招集する考えもあったはずと取り上げている。 確かにネームバリューならば本田や香川といった選手も興味深いが、それよりも守備の安定性を優先した方がいいとの結論に至ったのだろう。事実、攻撃陣はオーバーエイジの力を借りる必要がないほど機能している。 興味深いが、オーバーエイジ枠をDFに使用しなかった国はグループステージ敗退に終わったケースが目立つ。日本が対戦したフランスもFWアンドレ・ピエール・ジニャック、FWフロリアン・トヴァン、MFテジ・サヴァニエにオーバーエイジ枠を使っており、守備は散々だった。 同じくグループステージ敗退のドイツもMFマクシミリアン・アーノルド、FW マックス・クルーゼ、MFナディーム・アミリにオーバーエイジ枠を使用している。 アルゼンチン代表の場合はGK ヘレミアス・レデスマにオーバーエイジ枠を使用していたが、オーバーエイジはレデスマ1人で最終ラインにはテコ入れしなかった。結果はグループステージ敗退だ。 その点ダニエウ・アウベス、ジエゴ・カルロスと最終ラインにオーバーエイジ枠を使用したブラジル、マンチェスター・ユナイテッドDFエリック・バイリーを招集したコートジボワール、A代表での経験も豊富なセンターバックのアハメド・ヘガジーを招集したエジプトといった国々はグループステージを突破している。 準々決勝で日本と対戦するニュージーランド代表も、DF登録の選手2枚にオーバーエイジ枠を使用している。やはり若い世代の戦いである五輪において守備をまとめるベテランの存在は大きいのかもしれない。 日本も冨安を含めれば最終ラインはほとんどA代表と変わらぬ顔ぶれで戦うことができ、安定感は抜群だ。当初は大迫、攻撃をコントロールできるMF柴崎岳といった名前もオーバーエイジ候補に挙げられていたが、守備固めに枠を使用したのは大正解だった。
久保建英の“切れ味”は「香川を思い出す」 闘莉王が絶賛「不動のエースになった」
【五輪経験者の視点】3戦連発と波に乗っている久保は「体の使い方が上手になった」
U-24日本代表は28日、横浜国際総合競技場で行われた東京五輪のグループリーグ第3戦でフランスと対戦し、4-0と完勝した。序盤は一進一退の攻防も前半27分にMF久保建英が先制点を決めると、同34分にはDF酒井宏樹が決めて2-0。さらに後半には途中出場のMF三好康児とFW前田大然にもゴールが生まれ、“強豪国”を圧倒した。3連勝でグループリーグ首位通過を果たしたなか、「Football ZONE web」で五輪期間中のスペシャルアナリストを務めている元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が試合を分析。MOMには久保を文句なしで選出し、今大会で見せる凄さや成長ぶりを全盛期のMF香川真司を引き合いに出しながら絶賛した。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)は久保建英で、彼は間違いなく波に乗っている。決定的な仕事という部分では文句なしで一番の働きだ。
サッカー日本代表の「歴代10番」で一番好きな選手は? No.1候補の3人を解説!
香川真司所属のPAOK、元ユベントスFWの獲得失敗!交渉中止と伊メディア報道
元日本代表MF香川真司はギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKに所属しているが、ユベントスやパルマでプレーした過去をもつ元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコとチームメイトになる可能性が消滅したようだ。27日、イタリアメディア『Sportitalia』が報じている。
現在34歳のジョビンコはサウジアラビア1部のアル・ヒラルに在籍。クラブとは今年12月まで契約を残しているが、今年2月までアル・ヒラルを率いていたラズヴァン・ルチェスク氏とPAOKで再会することを望んでいると伝えられていた。
また、同選手は昇格プレーオフを勝ち上がってセリエA復帰を決めたヴェネツィアからのオファーを拒否。数日以内にPAOKへの移籍で合意に達するという見方が広まっていた。
しかし、『Sportitalia』は27日になって両者の関係が急速に悪化したと報道。理由について述べられていないものの、交渉は中止となっており、ジョビンコがPAOKに加入することはないと伝えている。
なお、ジョビンコはユベントスからパルマやエンポリへのレンタル移籍をへて2012年にユベントスへ復帰。しかし、ユベントスではレギュラーに定着することなく、2015年にメジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCへ完全移籍。2019年1月にはアル・ヒラルへ加入すると、攻撃陣の主力として移籍1年目にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲得。ただ、2020/21シーズンはリーグ戦全30試合中16試合の先発出場にとどまっていた。
香川真司のPAOKがユニフォーム3種を発表!ホームは伝統の白黒ストライプ
一方のアウェイキットも黒基調で、胸元に横断するように白いラインが入っている。こちらもシャツ背面の首元には“PAOK FC”と刻まれ、ショーツとソックスは黒基調に白があしらわれている。ホームに続きモノトーンなデザインになっている。
PAOKには元日本代表MF香川真司が在籍しており、すでにチームでプレシーズンマッチでもアシストを記録。今シーズンはこのユニフォームに袖を通すこととなる。
【侍ジャパン】坂本勇人に盟友・香川真司が五輪発祥ギリシャからエール「88年世代で引っ張ってほしい」
東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の巨人・坂本勇人内野手(32)が26日、28日のドミニカ共和国との開幕戦(福島)を前に同学年の盟友から熱いエールを受けた。プライベートでも親交のあるPAOK(ギリシャ)のサッカー元日本代表MF香川真司(32)がスポーツ報知の取材に応じ、「88年世代で引っ張ってほしい」と、五輪聖地・ギリシャから独占メッセージ。悲願の金メダルへチームをけん引する役割を期待した。
初の五輪を間近に控えた坂本に熱いエールが届いた。五輪発祥の地・ギリシャでプレーする香川は、プライベートでも10年前から親交のある盟友に東京五輪でどんな姿を期待するか問われると、率直な胸の内を明かした。
「勝負強さと攻守での安定感。勇人にはこの2つを代表でも期待してます。勇人は初めての五輪とはいえ、30歳超えてベテランの域の選手だからこそ、ジャイアンツでも行っているように若い選手をリードして、心配せずに堂々とプレーしてほしいなと思います」
競技こそ違うが、坂本は高卒2年目で巨人のレギュラーを獲得し、香川も19歳で日本代表に選出されるなど共に10代から第一線で活躍する。W杯で香川がプレーする姿に、坂本は「本当にすごい」と刺激を受け、香川も「結果を球場で示している姿勢にリスペクトをしています」と互いに認め合う。
今大会で侍ジャパンの最年長は坂本に加え、楽天・田中将、中日・大野雄、ソフトバンク・柳田。香川も4人と同学年の89年3月生まれということもあり、チームの根幹を担う「88年世代」へ大きな期待を寄せる。
「ジャイアンツでやっているようなプレーを代表でもそのまま五輪で出してくれれば、最年長なので下の世代も上の世代のいい影響をチームにもたらせてくれると思うので、必ず良い結果が生まれてくると思います。88年世代でぜひ引っ張っていってほしい」
自身は19歳で北京五輪に出場。3連敗で1次リーグ敗退の悔しさを味わったが「日本を背負うプレッシャーや重圧、日本代表としての誇りを感じることができ、今後、日本代表を背負ってプレーすることの大切さを感じた大会でもありました」と大きな財産となったという。だからこそ、重圧のかかる自国開催の五輪でも坂本にはいつも通りの姿を見せてほしいと願っている。
「短期決戦だからこそ団結力であったり、チーム力が試されるので、普段やっていることを今までの経験として発揮してくれれば、必ずチームは勢いに乗ると思う。ギリシャから応援してます」
34歳ジョビンコ、次はギリシャへ? 香川真司の同僚になる可能性
「日本はメダルを狙える」オランダ合宿中の香川真司を直撃! 現状、東京五輪、代表復帰への想いを明かした【現地発】
「オーバーエイジのバランスもすごくいい」
ギリシャの強豪、PAOKサロニキはオランダでプレシーズン合宿を行ない、PSV(0対1)、シャルルロワ(2対0)、ヘラクレス(2対1)、フェイエノールト(2対1)相手のフレンドリーマッチで3勝1敗の好結果を残した。
MF香川真司はそのすべてでスタメン出場。フェイエノールト戦は「疲れがマックス」ということで本人も納得のいくパフォーマンスではなかったが、「監督(ラズバン・ルチェスク)からの信頼みたいなものを感じます」と語った。 サラゴサでは実力を発揮し切れず、2020年10月に退団した香川は、しばらく無所属の状態が続いた。21年1月下旬にPAOKに電撃入団を果たしたものの、レギュラー獲りは叶わぬまま、20-21シーズンを終えた。 「去年は苦しいシーズンでした。自分はここ2、3年うまく行ってない状況です。だからこそ、このプレシーズンを大事にしています。まずは身体をいい状態にするためにトレーニングし続けて、自信というものを取り戻さないといけない。そういうものは結果で出てくるものなので、それをいまは追ってます。うまく行くとき、うまくいかない時、その波をうまくコントロールしながら、トップフィットを取り戻したい。いまはその過程ですね」 PAOKは、デュドランジュ(ルクセンブルク)対ボヘミアンズ(アイルランド)の勝者と8月5日、12日にコンファレンスリーグ予選3回戦を戦う。ギリシャリーグの開幕は8月21日に予定されている。 「ギリシャリーグは激しいです。チームとして戦う質が上がれば、圧倒できる側面のあるリーグ。個人でプレーしすぎてしまうと非常に厳しいリーグです。チームとしてうまく戦っていければ、このチームには優勝を狙えるクオリティーがある。監督は経験のあるひと。いま、しっかりプロセスを踏めているので、そこは期待できると思う」 この日は、東京五輪のサッカーで、日本がメキシコを2対1で破り、グループリーグ2連勝を飾っていた。香川もその結果をすでに知っていた。 「日本にはメダルを狙えるプレーヤー、環境、勢いがあると思います。今日(メキシコ戦)も勝っていいスタートを切り、さらに次のフランス戦にも勝てば確固たる自信が付いてくるし、さらに勢いがついて、ホームの利点を生かす要素が高まってきます。最高のチーム状態だと思うので、メダルが獲れると期待してます」 香川が出場した2008年北京五輪では、日本は吉田麻也、内田篤人、本田圭佑、長友佑都ら錚々たるメンバーを揃えながら、3戦全敗という散々な結果に終わった。五輪には独特の難しさがあったのだろうか? 「当時は、若い選手が国際舞台に出る経験が少なかった。僕も、北京五輪で初めて国を背負うという感じがしました。いまの世代は、若いうちから海外に出てます。そういうのは大きい。(北京五輪ではオーバーエイジが)いなかったです。そういうのもありますね。今回は、オーバーエイジのバランスもすごくいいと思います」
「結果をしっかり残して、代表に絡んでいきたい」
今後の日本代表でのキャリアをどう捉えているのだろうか。日本代表として、香川は97試合プレーしている。これを『100』の大台に乗せたいのではないか。「そうですね」と一度肯定してから、香川は言葉のニュアンスを正した。 「100に行きたいというより、ワールドカップに出るために、その過程として(100を)達成したいです。若い選手たちがいま、熾烈な戦いをしている。それに自分が近づくためには、所属クラブで証明していかないといけない。それができてないから代表に選ばれてないだけなので、今シーズンは結果をしっかり残していって、(代表に)絡んでいきたい気持ちが大きいです」 新シーズンに向けて、香川は力強く豊富を語った。 「今日は(プレーが)良くなかったけれど、公式戦は来週から始まるのでこれからです。ゴール、アシストの数字にこだわりたい。コンスタントに結果を出せるようになったら、また一皮むけると思います。そうなったら、今季は『自分のシーズン』になると思います」 取材・文●中田 徹
武藤嘉紀はギリシャに? 香川真司所属のPAOKのライバルクラブが狙う
武藤嘉紀、ギリシャ移籍へ交渉進展中と報道。香川真司とダービーマッチ?
香川と長友はコソコソ! 長谷部は引き継ぎヘタクソ! 吉田麻也が言う
東京オリンピックを戦う日本代表をオーバーエイジとして牽引する吉田麻也。
DAZNで配信されている『FOOTBALL TIME』で盟友である内田篤人と共演を果たした。2人が日本代表で戦ってきた長谷部誠、長友佑都、香川真司らについての話もしていたぞ。
吉田麻也
「(長谷部から受け継いだ日本代表キャプテンについて)
意外に本当、キャプテンってやること多くて。
それこそ勝利給の話したり、選手会の話したり、スポンサーの兼ね合いの話したり。
色んな話を総務の人と話したりしなきゃいけない。雑務。キャプテン≒雑務だと思ってもらって。
色んな事考えなきゃいけないし、仕事が多い(笑)。
あとね、ハセさんが引き継ぎがヘタクソ。もっとさぁ…。
全部ハセさんが終わって、はい麻也どうぞじゃなくてさ、ちょっと小出しにやらせといてくれたら、スムーズに(引き継ぎができた)。
たぶんアナウンサーとかもあると思うんですよ、人事異動とかあって、引き継ぎありますよね。そういうのやってくれたらよかったのになぁ」
事前に長谷部からキャプテンの仕事を少しは教えておいてほしかったという思いがあるようだ。
また、吉田は「(内田は)裏表ないのでさらけ出してますよ。裏表っていうか、コソコソ言わないやつもいるんですよ、選手でね。香川とか」と冗談交じりに発言。これに内田は「香川とか長友さぁ。コソコソコソコソ、悪いことしてさぁ」と反応すると、吉田も「僕らはオープンタイプなんで」と続けた。
香川真司がPSMで魅せる! 鮮やかなドリブルから優しいパスでゴール演出
PAOKテッサロニキの元日本代表MF香川真司がプレシーズンマッチで魅せた。
PAOKは21日にプレシーズンマッチでオランダのヘラクレスと対戦。試合は2-1で勝利した。
この試合に先発出場した香川は、13分に魅せるプレーを披露した。
自陣でルーズボールを拾うと、自身の前に広がるスペースへ向けてドリブルを開始。カウンターの形となるとそのままドリブルを続けてボックス手前まで持ち上がる。
相手DFが揃う中、引きつけた香川は優しく左サイドへとパス。これをエル・カドゥーリがボックス内左からダイレクトクロス。これをファーサイドに詰めたネウソン・オリヴェイラが詰めて、先制した。
その後1-1に追いつかれるも、PAOKは勝ち越しに成功。2-1で勝利した。
PAOK香川真司 プレーシーズンマッチで先制点に絡む
香川真司所属のPAOK 、練習の様子を大公開! 【PAOK】
新シーズンに向け練習を再開しました。
香川選手含む、チームの最新情報は公式Twitterで発信中!
https://twitter.com/PAOK_FC_JP
「今は結果じゃない」 PAOK2年目の香川真司、英語インタビューが優等生だった
今年1月にPAOKに加入した香川真司。出場8試合でノーゴールと不発に終わった。
指揮官がルーマニア人のラズヴァン・ルチェスク監督に代わったチームで勝負の2年目を迎えている。この日は英語でインタビューに応じていた。
香川真司(PAOK MF)
「(今日の試合はどうだった?)
よかったね。
僕らはいいプレシーズンを送っているし、多くのトレーニングで少し疲れてもいる。
でも、いま自分たちにとって重要なのは、新監督や新加入選手のプレーに適応すること。フィットネスを上げることもね。
結果は問題じゃない。僕らは勝たなければいけないけれど、どうプレーするかが大事。もっと改善する必要がある。
すぐに次の試合がある。リカバリーして、これを続けていくよ」
香川は、いまは結果よりもどうプレーするかを重視する時期と述べていた。ギリシャ1部リーグの2021-22シーズンは7月26日にスケジュールが決まるようだ。
兵庫県警垂水署と垂水交通安全協会、神戸市垂水区役所はこのほど、交通安全の啓発ポスターとチラシを製作し、垂水区内各所に張り出した。今回は同区出身でサッカー元日本代表の香川真司選手を起用し、交通ルールの順守を呼び掛けている。
夏の交通事故防止運動(15~24日)に合わせて企画。B2サイズのポスターを200枚、A4サイズのチラシを2千枚用意し、小中学校や高校、商業施設などに配布した。
ポスターには、香川選手の背景に明石海峡大橋をあしらった。サッカーと絡めて「おもいやりをフィールドでも道路でも!」と記し、「チーム垂水で交通安全!」と強調している。
同区内では今年、追突などの物損事故が5月末時点で1399件発生しており、前年同期比で65件増えている。同署の大成昌宏交通課長(49)は「歩行者に対する思いやりが交通安全につながる。心の余裕を持って運転してほしい」と話していた。(大橋凜太郎)
香川真司32歳がトッププレイヤーであり続けるための肉体改造
堂安律、背番号10の覚悟 香川真司のように「重要な選手になりたい」
元ポルトガル代表FWネルソン・オリベイラがPAOKに加入! 香川真司の同僚に
もう“サムライブルーの香川真司”は見られないのか W杯からの3年で変わった状況
年齢的には来年のW杯を目指せる
2019年1月にトルコのベシクタシュへ移籍すると、半年後にはスペイン2部のレアル・サラゴサへ。しかしコンディションが整わない時期もあり、スペイン2部では31試合に出場して4得点の成績に留まった。
理想のルートとしてはサラゴサを1部へ導き、リーガ・エスパニョーラの環境で才能を発揮したいところだった。残念ながらそれは叶わず、昨年10月にはサラゴサとの契約を解消。今年1月からは心機一転ギリシャのPAOKテッサロニキに向かったが、そこでも8試合で無得点に終わってしまった。
ワールドカップからの3年間は明らかに影が薄くなり、欧州でも目立った成績を残せていない。日本代表の前線では南野拓実、鎌田大地、堂安律、久保建英ら若手が続々と進出し、来年のワールドカップ・カタール大会へ足場を固めつつある。
近年はベテランプレイヤーの活躍も目立っており、32歳の香川もまだトップレベルで戦える年齢だ。スピードは落ちたかもしれないが、テクニックやプレイビジョンに大きな衰えはないはず。
タイプは異なるが、35歳でもクロアチア代表の中軸を担うルカ・モドリッチのような選手もいる。クラブの方でアピール出来れば再びの代表入りも見えるはずで、新シーズンこそはギリシャで結果がほしい。
新型コロナウイルスの影響もあったが、最後に出場した代表戦は2019年3月のボリビア戦まで遡ることになる。代表キャップ数は97試合、奪った得点の数は31。100試合出場まで残り3試合だが、カタール大会までにアピールの機会は訪れるのか。サムライブルーのシャツに身を包む香川をもう一度見たいと考えているファンも多いはずだ。
香川真司、軽やかな“スラロームドリブル”の瞬間に反響 「技術は衰え知らず」
練習で細かいボールタッチを披露した様子をPAOK公式SNSが公開
ギリシャ1部PAOKが7月7日に公式SNSを更新。MF香川真司のドリブル練習シーンをピックアップすると、「すごくいい顔!!」「技術は衰え知らず」とコメントが寄せられている。
香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントに移籍して欧州進出を果たすと、その後イングランドのマンチェスター・ユナイテッドやトルコのベジクタシュでプレー。19年夏にサラゴサへ加入し、念願のスペイン初上陸を果たしたが昨年10月、両者合意のうえでチームを退団し、今年1月にPAOKと1年半契約を結んだ。 ギリシャ1年目は公式戦8試合で無得点、1アシスト止まり。今オフは一時日本に帰国し、“キング・カズ”こと元日本代表FW三浦知良(横浜FC)や以前から交流のある人気俳優、小栗旬との2ショットが話題を呼んだ。 すでに、ギリシャへ戻って2021-22シーズンの開幕に向けて始動しているなか、PAOK公式ツイッター日本語版は、「ハードなプレシーズントレーニング。香川選手の細かいボールタッチ」と投稿。写真では、香川がダミー人形の間を軽やかに抜けていく様子を捉えており、クラブ公式インスタグラムでも「スラローム」と綴られている。 これにはファンも、「すごくいい顔!!」「ボールタッチに一目惚れ」「狭い所はお手のもの」「技術は衰え知らず」と反応。新シーズンの巻き返しに期待は高まっている。
“サングラス姿”の香川真司、横浜FM移籍の宮市亮に2ショットでエール 「生き様を…」
香川が公式インスタグラムに宮市との2ショットなどを投稿し激励
欧州クラブを渡り歩いてきた元日本代表FW宮市亮が5日、横浜F・マリノスに完全移籍することが発表された。自身初のJリーグ挑戦となり、公式インスタグラムでトリコロールのユニフォーム姿とともに、「新たな挑戦楽しみです」と綴ると、ゆかりのある選手たちから続々とメッセージが届いた。MF香川真司(PAOK)も公式インスタグラムを更新し、サングラス姿の自身との2ショットなどを投稿し、「心の底から応援してる」と熱いメッセージを送っている。
中京大中京高を卒業した宮市は、2010年12月にアーセナルと5年契約を締結。2010-11シーズンはオランダのフェイエノールトでリーグ戦12試合3得点を記録すると、その後はボルトン、ウィガン、アーセナル、トゥウェンテと渡り歩き、2015-16シーズンからドイツ2部ザンクト・パウリでプレーしていた。キャリアを通じて度重なる負傷に悩まされてきた宮市だが、ドイツでは5シーズンにわたってプレー。今年5月にザンクト・パウリ退団を発表していたが、5日に現在J1リーグ2位(13勝4分2敗)につける横浜FMへの加入が決まった。
28歳アタッカーの“日本帰還”を受けて元同僚らがSNSで反応するなか、2010年から欧州を渡り歩く香川も自身の公式インスタグラムを更新。「亮! 心の底から応援してる。このヨーロッパでの戦いの生き様を日本のピッチの上で存分に発揮してくれる事を願ってます」と激励のメッセージを綴り、サングラス姿で宮市とテレビ電話する写真や水辺に座る2ショット、横浜FMのユニフォームを着た宮市の3枚の画像を投稿した。
“先輩”からのエールに、宮市もハートマークを3つ並べて感謝の反応。Jリーグで新たな一歩を踏み出すスピードスターの活躍を、多くの人が願っている。
香川真司が新シーズンに向けて始動 強豪5連戦でルチェスク新監督へのアピール狙う
香川真司、チーム合流直後から全開 気迫あふれる“ハードタックル写真”をPAOKが投稿
オフを終えてPAOKの練習に合流し、ハードなトレーニングを消化
ギリシャ1部PAOKが7月1日に公式ツイッターを更新。オフを日本で過ごしていたMF香川真司が、チーム練習でハードなメニューをこなしていることを伝えている。
香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントに移籍して欧州進出を果たすと、その後イングランドのマンチェスター・ユナイテッドやトルコのベジクタシュでプレー。19年夏にサラゴサへ加入し、念願のスペイン初上陸を果たしたが昨年10月、両者合意のうえでチームを退団し、今年1月にPAOKと1年半契約を結んだ。
ギリシャ1年目は公式戦8試合で無得点、1アシスト止まり。今オフは一時日本に帰国し、“キング・カズ”こと元日本代表FW三浦知良(横浜FC)や以前から交流のある人気俳優、小栗旬との2ショットが話題を呼んだ。
先日、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で出国前の空港での様子が公開されていたが、2021-22シーズンの開幕に向けてすでにギリシャで始動している。
PAOK公式ツイッターは6月30日に「シンジ・カガワが仕事に戻る」と綴っていた投稿に続き、「Work hard…(ハードに練習)」というメッセージとともに、香川がボールホルダーに対して激しいタックルを試みた写真を公開。合流間もないが、気迫あふれる様子がうかがえる。
2019年以降は日本代表からも遠ざかっているが、香川もまだ32歳。完全復活に大きな期待が懸かる。
香川真司、ギリシャ2年目始動 PAOKがトレーニング写真公開「カガワが仕事に戻る」
日本でのオフを終え、PAOKの練習に参加
ギリシャ1部PAOKが30日に公式ツイッターを更新。オフを日本で過ごしていたMF香川真司が、チームに合流したことを伝えている。
香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントに移籍して欧州進出を果たすと、その後イングランドのマンチェスター・ユナイテッドやトルコのベジクタシュでプレー。19年夏にサラゴサへ加入し、念願のスペイン初上陸を果たしたが昨年10月、両者合意のうえでチームを退団し、今年1月にPAOKと1年半契約を結んだ。 ギリシャ1年目は公式戦8試合で無得点、1アシスト止まり。今オフは一時日本に帰国し、“キング・カズ”こと元日本代表FW三浦知良(横浜FC)や以前から交流のある人気俳優、小栗旬との2ショットが話題を呼んだ。 先日には、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で出国前の空港での様子が公開されていたが、2021-22シーズンの開幕に向けてギリシャで始動したようだ。 PAOK公式ツイッターが「シンジ・カガワが仕事に戻る」と綴り、トレーニングで汗を流す様子を投稿。ギリシャ2年目に向けて、完全復活が期待される。
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